大豆イソフラボンで更年期障害を乗り切ろう

女性ホルモンの代表になるとして有名なものに「大豆イソフラボン」があります。

 

大豆胚芽に多く含まれているフラボノイドの一種「イソフラボン」は、セストロゲンと化学構造が似ていることから、更年期障害の症状を和らげるとして注目されています。

 

また、更年期以降にリスクが増加する糖尿病や骨粗鬆症の予防・改善にも効果があると言われています。
厚生労働省の研究では、食事でイソフラボンをたくさん摂取している人ほど、乳がんや脳梗塞、心筋梗塞のリスクが低下するという相関関係も報告されています。

 

その大豆イソフラボンの健康効果は、個人差があるということが近年の研究で明らかになってきました。食事から摂った大豆イソフラボン(ダイゼイン)は腸から吸収されますが、そのときに、ダイゼインという成分のまま吸収される人と、エクオールという成分として吸収される人がいます。この違いによってイソフラボンの健康効果に差がうまれ、エクオールの方がより高いエストロゲン活性を持つことがわかってきました。

なぜ更年期障害が起きるの?

更年期は、卵巣機能の老化が始まります。
卵巣から分泌されるホルモンの量が減ることで自律神経が乱れ、心や体に不調が現れます。

 

40後半から女性ホルモンの低下が始まります。

 

女性ホルモンには、「エストロゲン」と「プロゲステロン」の2つがあります。

 

エストロゲンは、肌や髪のハリや弾力、見た目の若さなどを保ったり、女性らしいくびれや丸みのあるボディーラインを作ったりする「美のホルモン」です。

 

プロゲステロンは、子宮内膜をふかふかにして妊娠を維持する「母のホルモン」です。

 

この2つが適度なバランスを保っているのが健康な時です。

 

個人差はありますが、45歳を過ぎると身体が閉経へ向かいます。
閉経を挟んで前後の5年くらいは、女性ホルモンの量が急激に低下します。

 

また、2つの女性ホルモンのうち一方が優位だったり、それぞれの分泌のタイミングがずれたりするとバランスが崩れて、心身に不調が現れます。

 

 

閉経が近くなってくると卵巣の機能が低下して、女性ホルモンの分泌量が減ります。
すると脳が、「女性ホルモンが足りないので、もっと分泌が必要です」と指令を出します。

 

しかし、卵巣がいくら頑張っても、機能が低下しているので指令通りに分泌ができません。
その為、脳が混乱してしまいます。

 

ホルモンの分泌をコントロールしているのは、脳の視床下部というところです。
視床下部は自律神経の調節を行う中枢でもあります。

 

その為、ホルモンの分泌が崩れると、それに影響を受けて自律神経も乱れてしまいます。

 

発汗が微調整できず、大汗が出てしまうホットフラッシュ

 

更年期は自律神経のバランスが崩れやすく、体温を調節する機能がうまく働かくなります。
その為、少しの汗で良いところを、大汗をかいてしまうことがあります。

 

特に上半身の血管に関係する神経が興奮状態になってしまい、顔が真っ赤にのぼせてしまったり、顔に大粒の汗をかいてしまうことがあります。

 

対策
汗やのぼせを避けるために薄着になることは間違いです!
薄着になり体を冷やしてしまうと、更年期によって乱れがちだった自律神経が更に乱れてしまうことになります。

 

なので、薄着になるのではなく、吸水性と通気性の良い下着を付けましょう。
下着が汗を放出してくれるため、体温の調節もしやすくなり、自律神経の働きも助けてくれます。
オススメの下着はシルクです。

 

更年期障害に悩む人は多いの?

 

更年期は、女性なら誰でも通貨する節目です。
ほとんどの人が、何らかの体調の変化を感じます。

 

しかし、全ての人が重い症状になるわけではありません。

 

汗をかいたり、ほてりを感じるホットフラッシュという症状は、閉経女性の40〜80%に現れますが、治療が必要なほどの症状が出る方は、25%と言われています。

 

更年期障害はいつまで続くの?

 

閉経の前後5年くらいを更年期と呼んでいます。
全ての人が更年期の10年間を苦しむわけではありません。

 

ホルモンの変調に体が慣れてしまえば、自然と体調は安定します。

 

早い人では1年ほどで、平均で3〜4年で症状が軽くなると言われています。